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四柱推命の通変星の出し方3つ|一目でわかる早見表も公開

占い一筋40年。政財界から著名人まで、これまでの鑑定人数は累計約10万人を超える。手法は四柱推命をはじめとし、東洋占術、数秘術、タロットといった、あらゆる占いに精通。

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クリカラくん

先生、先日の通変星の記事を読みました!非常に興味深い内容でしたが、通変星の出し方がイマイチ理解できませんでした…。もっと具体的に教えてほしいです!また、より簡単に出せる方法があれば教えてください!

碕山 六郎

こんにちは、碕山 六郎(さきやま ろくろう)です。通変星の出し方ですね。確かに文字だけでは分かりづらいので、今回は表も使って具体的に解説しましょう。またネット上で命式作成を無料でする方法や、自分で確認する方法でも比較的に簡単な早見表も載せておきますね。

そもそも通変星とは?

命式の「通変星」の部分に表示されている、「比肩」や「傷官」といった言葉は、日干とその他の干との関係性を示しています。

例えば、日干が「甲」・月干が「戊」の場合、この組み合わせだと「偏官」になるよね、ということです。

碕山 六郎

ですので、シンプルに日干と他の天干との組み合わせに名前がつけられたものが、通変星だという理解で大丈夫です。

そもそも通変星とは何かや、通変星が表す意味などは以下の記事で詳しく解説しています。

通変星の出し方3つ

この通変星を出すには、主に3つ方法があります。

先にお伝えしておくと、以下のとおりです。

  • ネットで命式を無料作成する
  • 通変星の早見表から見つける
  • 理論立てて導き出す

では、1つずつ解説していきましょう。

碕山 六郎

先にお伝えしておくと、3つ目の「論理立てて導く方法」の説明がとても長くなる予定です。ただ、知っておくと四柱推命の基礎が理解しやすくなるりますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

通変星の出し方①ネット上で命式を無料作成する

最も簡単な方法が1つめの、ネット上で名式を作成する方法です。

最近はネット上で生年月日+生まれ時間を入れるだけで、無料で命式を作成してくれるサイトがありますので、いろいろ調べたり確認したりする手間を省きたいときにオススメ。

「命式 無料」「四柱推命 命式 作成」といったキーワードで検索すると、簡単に出てきますので、ご自身の好きなサイトで作成していただければOKです!

通変星の出し方②通変星の早見表から見つける

続いて2つめは、早見表から確認する方法です。

通変星は、冒頭でも少し触れましたが、日干と他の天干との組み合わせで決まります。

そのため、「甲×戊=偏官」「丁×壬=正財」といったように、Aの干とBの干から導き出される通編成は常に同じで変わりません。

ですので、以下のように早見表を作成することが可能です。

通変星早見表一覧

比肩劫財食神傷官偏財正財偏官正官偏印印綬
劫財比肩印綬食神正財偏財正官偏官印綬偏印
偏印印綬比肩劫財食神傷官偏財正財偏官正官
印綬偏印劫財比肩傷官食神正財偏財正官偏官
偏官正官偏印印綬比肩劫財食神傷官偏財正財
正官偏官印綬偏印劫財比肩傷官食神正財偏財
偏財正財偏官正官偏印印綬比肩劫財食神傷官
正財偏財正官偏官印綬偏印劫財比肩傷官食神
食神傷官偏財正財偏官正官偏印印綬比肩劫財
傷官食神正財偏財正官偏官印綬偏印劫財比肩
横軸(赤マーカー)が日干

通変星の出し方③理論立てて導き出す

最後に四柱推命のベースとなる陰陽五行から論理立てて導き出す方法をご紹介しておきます。

先程も少し触れましたが、通変星は日干からみて各天干との関係性から導き出されています。

この関係性というのは、四柱推命のベースである陰陽五行上の関係性にあたります。

例えば、以下の命式の場合を考えてみましょう。

この方は赤丸の「辛」の人ですので、この辛から見て他の天干はどうかを見るということです。

この方は時干「辛」月干「丁」年干「己」となっています。

碕山 六郎

ではこれらは日干の「辛」と陰陽五行上はどいういう関係なのでしょうか?

まず、辛・丁・己といったものを十干と言いますが、これらを陰陽五行で表すと以下のようになります。

十干の陰陽五行表

「辛」は金−ですが、この辛からみて各柱の天干は、

  • 時干「辛」=同じ要素の「金−」
  • 月干「丁」=自分を打ち消す相克の関係にある「火−」
  • 年干「己」=自分を生み出す相生の関係の「土−」

となります。

そこで、通変星の関係性の表と、照らし合わせてみると…

  • 日干「辛」× 時干「辛」=同じ要素の「金−」同士のため「比肩」
  • 日干「辛」× 月干「丁」=金−と火−の組み合わのため「偏官」
  • 日干「辛」× 年干「己」=金−と土−の組み合わのため「偏印」

となります。

碕山 六郎

常に五角形のてっぺんに自分の日干を置いて考えるようにしてくださいね。少し分かりにくいかと思いますので、もう一つ例を出したいと思います。

たとえば、1995年10月18日生まれの男性の場合の命式は以下です。

この方の場合は、日柱「丁」からみて、時柱「壬」月柱「丙」年柱「乙」がどういう関係性かをみていきます。

十干の陰陽五行表に当てはめると、日柱「丁」=「火−」となり、この方は火−の人となります。

また、日干以外の柱には、以下の通りの陰陽五行があると分かります。

  • 時干「壬」=自分を打ち消すの相克の「水+」
  • 月干「丙」=同じ要素の「火+」
  • 年干「乙」=相手を生み出す相生の関係の「木−」

それでは、先ほどの表を「丁」を五角形のてっぺんに置き、それに伴って「火」も位置を移動させてみましょう。そうすると…?

  • 日干「丁」× 時干「壬」=同じ要素の「金−」同士のため「比肩」
  • 日干「丁」× 月干「丙」=金−と火−の組み合わのため「偏官」
  • 日干「丁」× 年干「乙」=金−と木−の組み合わのため「偏印」

このようになります。

碕山 六郎

何となくでも分かりましたでしょうか?しっかりと理解できなくても大丈夫ですが、この仕組みを知っておくとより四柱推命の面白さが見えてくるのではないかと思います。

まとめ

知識がないと通変星は一見何を表しているかわからないですが、こうして1つずつ紐解いていくと、非常に四柱推命の奥深さに気付かされます。

次回は、命式の中の「十二運」について解説していきますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。