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陰陽五行思想とは?ゼロから簡単に5分で解説【四命推命入門】

占い一筋40年。政財界から著名人まで、これまでの鑑定人数は累計約10万人を超える。手法は四柱推命をはじめとし、東洋占術、数秘術、タロットといった、あらゆる占いに精通。

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碕山先生、今更ですが…四命推命のベースともなっている陰陽五行とは何でしょうか?また四命推命にはどのように繋がっているのでしょうか?

碕山 六郎

こんにちは、碕山 六郎(さきやま ろくろう)です。陰陽五行ですね。確かにこの言葉を聞いただけではさっぱり何のことかわからないと思います。それでは今回はそもそも陰陽五行がどういった思想で、四柱推命にどう繋がるのかまで解説していきたいと思います!

陰陽五行思想とは?

陰陽思想と五行思想が組み合わさったもの

陰陽五行思想は、陰陽五行説とも言われており、簡単にまとめるとこの世の全てのものは「木・火・土・金・水」の5つの元素から成り立ち、さらにそれらは「隠と陽」の2つに分けられるという考え方です。

これらは古代中国で生まれた思想であるので、占いだけではなく、漢方などにも共通する思想であったりもします。

ちなみに、「隠と陽」の2つに分けられるという考え方が陰陽思想、この世の全てのものは「木・火・土・金・水」の5つの元素から成り立つという考え方が五行思想です。

碕山 六郎

隠と陽はまだわかるにしても、五行の「木・火・土・金・水」が想像しにくいですよね?もう少し詳しくみていきましょう。

陰陽五行思想の陰陽思想とは?

陰陽思想は、この世の全てのものは隠と陽に分けられ、それらの相反するエネルギーがバランス良く均衡を保ちながら成り立っているという考え方です。

上のイラストは陰陽太極図(いんようたいきょくず)というもので、陰陽思想を表現しています。

きっちり陰陽が分かれているのではなく、陰の中にも陽があり、陽の中にも隠があります。ですがそのバランスは崩れることなく、均衡を保っているということです。

どちらか一方が多すぎても少なすぎてもダメで、お互いに依存や相反しながら変化しつつも、その均衡は変わらないのです。

陰陽の代表的なものとしては、以下が挙げられます。

太陽

この陰陽思想については、なんとなくでも馴染みはありますよね。

陰陽五行思想の五行思想とは?

では続いて、五行思想についてみていきましょう。

五行思想は、この世の全ては「木・火・土・金・水」の5つの元素から成り立っていて、それらの要素は互いに影響を及ぼし合っているという考え方です。

それぞれ「木・火・土・金・水」にはイメージがあります。

元素イメージ
方角:東 自然のもの、草花や木など成長するもの
方角:南 明るく輝くもの、熱さを持っているもの、形のないもの
方角:中心(自分がいる場所) 状況によって形が変わるのもの、万物を育む源
方角:西 石や宝石、凝縮されたエネルギー
方角:北 生き物にはなくてはならないもの、温度によって状態が変化するもの

そして、これらの要素には3つの代表的な関係性があります。

  • 相生(そうしょう)
  • 相剋(そうこく)
  • 比和(ひわ)

という関係性です。

これらの関係は上記のイラストでも表しているのですが、意味合いとしては以下の通りです。

相生(そうしょう)相剋(そうこく)比和(ひわ)
Aの要素がBを生み出す関係
例)木が燃えて日になる
火が燃え尽きて土を肥やす
Aの要素がBの要素を
打ち消す関係

例)土は水を汚す
水は火を消す
同じ要素で
何も生ず打ち消しもしない関係

簡単に言うと、相生は相性が良いもの、相剋は相性が良くないものとなります。これは占いで言うところの人間関係などの相性ともつながります。

碕山 六郎

なんとなくでもお分かりいただけましたでしょうか?では続いて、四柱推命と陰陽五行思想との関係性を解説していきます。

陰陽五行思想と四柱推命の関係性

四柱推命は陰陽五行との関係を理解するためには、まずは四柱推命の鑑定手順を知っておく必要があります。

四柱推命では、「生年月日+生まれた時間」を用いて鑑定を行いますが、西暦で表現されているため、これを昔の暦表記に書き換えます。

この作業を命式を作成すると言います。

ここでのポイントは、昔の暦に直すときは「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を使用するということです。

例えば、以下のようなイメージです。

1990年1月6日5時生まれの女性の場合の命式▼

時柱
(じちゅう)
日柱
(にっちゅう)
月柱
(げっちゅう)
年柱
(ねんちゅう)
十干(天干)
十二支(地支)

十二支は耳馴染みがあると思います。今年は卯年だ…とか、自分は寅年生まれだ…とか言いますよね?その十二支です。

  • 十二支:子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

実はこの十二支の前には「十干」というものがついていて、それが以下になります。

  • 十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

十干は10種類に分かれており、読み方は以下の通りです。

きのえきのとひのえひのとつちのえつちのとかのえかのとみずのえみずのと

例えば、

  • 2022年は十干が「壬」で十二支が「寅」なので、「壬寅(みずのえとら)」
  • 2023年は十干が「癸」で十二支が「卯」なので、「癸卯(みずのとのう)」

となるということです。

分かりやすく年で例を挙げましたが、この干支は年だけではなく、月・日・時間にも当てはめることができます。

ですので、生年月日+時間を干支に直すと、上記の命式になるのですね。

碕山 六郎

では、なぜわざわざ干支に直すのでしょうか?感が鋭い方はお気づきかもしれませんが、実はこの十干十二支は全て陰陽五行に当てはめることができるからです。

十干十二支と陰陽五行

四柱推命は陰陽五行の関係性から、その人がどういう特性を持っていて、生まれた時の気がどうだったのか、さらには何かを始める時期やタイミング、人との相性をも見ることができます。

ということは、その人の生年月日+生まれた時間で命式を作成できれば、陰陽五行からその人の運勢や特性を見ることができるということになるのです。

ちょうど上記の図のように分けられるため、作成した命式から各項目の陰陽五行の特徴をつかみ、今年の運の巡りはどうなのか、どういうことに気をつけなければいけないのか、といったことを見ていくわけです。

まとめ

今回は四命推命のベースにもなっている「陰陽五行とは何か?」を解説してきました。

物事には全て隠と陽があり、それらはさらに5つの元素から成り立っているという考え方です。

とても考え方としてはシンプルですが、それをどう解釈するかに違いがでてきます。

四命推命については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてチェックしてみてください。